ハングルはとても奥深い。
少し読めて訳せる今だから思うけれど、違和感のある文字という表現がしっくりとくる。
例えば、
物が「ある・ない」
人が「いる・いない」
は同じ「있다=イッタ」
を使う。
「그 사람이 있다」を日本語に直訳すると「あの人がある」となっておかしな表現に聞こえてしまうけれど、この場合「あの人がいる」でいい。
物にも人にも同じ表現を使うのは日本人にはちょっと違和感がある。
でも、そういう日本語に置き換えた時に少しずれがあるからなのかなんなのか、勝手なマイブームだけれどハングルで書くポエムが可愛すぎてハマっています。。!
日本語では出ない音と響きがチャーミングで……可愛い!
ソウルの街にある、今流行のネオンで書かれたポエム達をご紹介。
①ナッポダ バメ ポゴシッポ
「昼より夜にもっと会いたい」
という意味。
新論峴駅の飲み屋さんで見つけました。
可愛いですよね?
最後の一文「会いたい」の部分は「보고싶다(ポゴシブタ)」と読みます。
会うという表現には「 만나다(マンナダ)」を使うのだけれど恋人同士とかで会いたいと伝える時は、本来「見る」という意味の「ポゴシブタ」を皆使う。
姿を〝見る〟、顔を〝見る〟、それが会う事の本質だと語るかのように。
韓国らしい直球な愛がよく現れていて、ポエムにぴったりな韓国語です。
②オヌルド ソジュ? インセン、チャルダ.
(写真はインスタグラムより拝借)
「今日もソジュ(焼酎)?人生、短い」
これも飲み屋さんの看板みたいです。
“人生は短いんだし、今日も一杯どう?”という意味が込められたポエム。
飲みたい日は我慢せず飲むべきだよね。
お酒好きに刺さるポエムです...。
はぁ、ポエムかわいいな。
そして今回の渡韓では、編集F氏の希望もあって新論峴にある有名な本屋さん「教保文庫 」にも行ってきました。
F氏が始めて見るハングルの本が沢山並ぶ姿に興奮していてかわいかった(笑)
紙の匂いに、無口で本を手にとりパラパラとページをめくる人達。
本屋の静かな緊張感は、韓国も同じ。
そして日本と違って、韓国の本は作りが本当に面白い!
左半分に文と挿絵、右半分は白紙になっている本を発見。
日記……?
でもどうみても大人の恋愛がテーマだったし、挿絵も大人っぽい。
気になって店員さんへ聞いてみたところ、「こういう本は左半分を読んで、感じたことを右の白紙の部分に書く」のだそうです。
韓国では割とよくあるスタイルの本の形式らしい。
……なにそれめっちゃかわいい(・_・)
韓国の大人女子、そんなかわいいことしているんですか?
語学の勉強は今も続けていて少しずつ話せるようになって来ているものの、もっとハングルがスラスラ読めて書けるようにもなりたい。
もっと自由に気持ちを書けるようになりたいな。
勉強します……(p_-)
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